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主に編集後記とか、デンパな日記とか。
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またしても面白いネタを思いつかないので、ルーデルネタを投下します。申し訳なく思う気持ちもありますが、この人は本当に面白い。
今回は彼の戦中の話。戦後『急降下爆撃』という自伝を出版しており、その中に(かなり問題のあるものも含め)様々な逸話が挿入されています。余りにもぶっ飛んだ話ばかりで信じる事が難しいのですが、あのスターリンが名指しで『ソ連人民最大の敵』の称号をつけたので半分ぐらいは信じてもいいと思います。


・新米兵士のときの話
終戦時には人外のスコアを叩き出していたものの、ルーデルさんも最初は普通の兵士でした。しかも士官学校の教官と小隊長に疎まれて中々出撃できず、戦果を上げられませんでした。
そんな中、中隊長であるステーン太尉はそこそこ有名になるほどの戦果を挙げておりました。臆病ですが向上心の強いルーデルは太尉なら何か秘訣を教えてくれるかも知れないと思い、こう質問しました。
「戦場で冷静にいられるにはどうしたらよいでしょう?」
ステーン太尉、小さな溜息をついて一言。
「君は私が恐怖を感じないとでも思ったかね?」
数日後、太尉は自分の機体が修理中だったためルーデルの機体と後部座手を借りて出動。敵戦艦へ特攻を試み、帰らぬ人となる。

弱小キャラが上官のアドバイスを聞き、その直後に上官が戦死し、弱小キャラが覚醒する。漫画、特に主人公にありがちな話ですが、これは現実です。
そしてここから『不死鳥』ルーデルのトンデモ戦記が始まる。


・敵陣からの脱出編
ルーデルがバリバリ戦果を挙げ、部隊を任せられるぐらいになったある日の事。部下が不時着したので、彼らを救出する為にルーデルも着陸。しかし、部下を連れて飛び立とうとしたら飛行機の車輪が泥にはまって飛び立てない。
歩いて自陣に帰るため、野を越え川を越え村を越え、気付けば数百人+軍用犬のソ連軍の捜索体勢の中にたった一人で取り残されていた。でもその厳戒態勢の中を突破。基地まで40kmあったが帰還した。
帰り道に何度もソ連兵に見つかった為、服はボロボロ、全身血まみれ。すぐに入院せよとの命令が下る。
が、それを無視する。理由は「帰国する気持ちになれない」。それを見越してか軍医が派遣されるがそれも無視。全身ボロボロだが二日で26台の戦車を撃破する戦果を成し遂げている。
が、命令違反連打の上にこの無茶っぷりである。すぐに上層部からこんな命令が出された。
「ルーデルに味方飛行場以外での着陸を禁ず」
実質お咎めなし。この頃からトンデモっぷりを発揮していたようだった。
この後、また部下が不時着する。今度は命令を守る気になったのか、地面を滑走しながら部下を飛行機に乗せ、着陸すること無く部下を救助した。勿論お咎め無しだが、一歩間違えれば大惨事である。



何か疲れたので今日はこの辺で。

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1989/07/03
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遂に大学生に。
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紅茶よりもコーヒーのほうが好きです。というか、どうしても紅茶が飲めません。劉度シリーズでの大当たりに調子に乗ってブログを始めました。更に調子に乗って新作をはじめました。
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