第４５話『月まで届け、風切りの刃』

http://www.nicovideo.jp/watch/sm9056962
何度も言うようですが、ようやく本領発揮です。４５話です。

何か色々な物を犠牲にしてまでやりたかった事、それが今回の『鮑隆vs輝夜』でした。そもそもの発端はこちらの動画。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm868104　（新世紀　東方三国志～ひぐらしの憂鬱～　第４８話）
鮑隆が輝夜を狙撃し、その後処刑される発端となった動画でした。正史に名は確認できず、演義でもチョイ役の彼がたった１話でこれだけの印象を与えてくれたのは、このゲームならでは、そしてこのシリーズならではでした。
そして、私が数番煎じの末にこのシリーズを始めた時、彼が隣の都市にいました。初めはこんな偶然もあるもんだなぁ、と思っていただけなのですが、進めていくうちに皆さんのコメントもあって、異様な勢いで登録武将や大物武将を狙撃している事に気づきました。
こうなるともう、私の設定脳は止まりません。コメント内の二次元ハンターの異名を頂戴し、鮑隆をガンガン活躍させていきました。ついでに倭女王と倭巫女も差し替えて、決戦の時を待ちました。
……ええ、受験期でしたよ。結局、異民族達との決着と共に、鮑隆と輝夜の決着もそのまま立ち消えとなってしまいました。その後浪人期に突入しましたが、この頃も時々旧シリーズでやり残したストーリーを脳内で展開させていました。

ようするに、今回の対決は私がこの『劉度が魔王に挑戦するようです』シリーズを作る気になった最大の理由なんです。２年間熟成させてきた話なんで、手は一切抜いていません。わざわざ慣れない絵を描いて自作グラを用意した理由もここにあります。今回の輝夜には『悪役を楽しむ顔』をして貰いたかったんです。
初期武力７４の武将が、いかにして武力９６の登録武将を打ち倒すか。劉度シリーズ共通のテーマ『規格外に立ち向かう水準以下と仲間達』という構図の一つの到着点です。鮑隆を輝夜の所に向かわせるため、剣を渡す刑道栄、弾幕を掻き消す射命丸のスペルカード、輝夜の一瞬のスキを作る陳応、そして他の軍勢を近づけさせない韓軍。まさに全軍総がかりです。リアリティなんて考えてません。盛り上がったもん勝ちです。私の脳内じゃアニメ化してるぐらいですから。
ただ、周瑜は本当に自重して下さい。
さて、次回は遂に二人が決着の舞台に立ちます。今回はCPUも空気を読んだのか、向こうの方で勝手に一騎討ちをしてくれました。お陰で予定が台無しです。どうしてくれやがる。